こんにちは、お柚子さんです。
前編では、金とビットコインの共通点と違い、そして惑星が示す時代の流れを見てきました。
次はいよいよ核心に迫ります。
「金からビットコインへ、資金は本当に移動するのか?」
その前に、まず「資金循環のメカニズム」を理解しましょう。
第1章 資金循環のメカニズ
なぜお金は移動するのか
歴史を振り返ると、「価値の中心」は時代とともに移動してきました。
| 時代 | 価値の中心 | 背景 |
|---|---|---|
| 古代〜中世 | 金・銀 | 物々交換の限界、貴金属への信頼 |
| 1970年代 | 金 | 金本位制の崩壊、インフレへの恐怖 |
| 1980年代〜2000年代 | 株式・不動産 | 経済成長、グローバル化 |
| 2000年代〜2020年代 | IT株・GAFA | テクノロジー革命、情報化社会 |
| 2020年代〜? | ビットコイン? | 中央銀行への不信、デジタル化 |
価値の中心は、時代の「ニーズ」に合わせて移動します。
1980年代:なぜ金から株式に移ったのか
1980年、金は1オンスあたり850ドルに達しました。 しかし、その後20年にわたって下落を続けます。
一方、株式市場は黄金時代を迎えました。 ダウ平均は1980年の1,000ドルから、2000年には11,000ドルへ。 約11倍の上昇です。
なぜ、資金は金から株式へ移動したのか?
1980年代の時代背景:
- インフレが収束(ボルカーショック)
- 経済成長の時代へ
- グローバル化の始まり
- 「成長」が求められた
金は「価値を守る」資産です。 株式は「価値を増やす」資産です。
インフレが収束し、経済が成長する時代には、 「守る」よりも「増やす」ことが求められました。
だから、資金は金から株式へと流れたのです。
2020年代:なぜ金からビットコインへ?
では、2020年代は何が求められているのか?
2020年代の時代背景:
- 中央銀行への不信の高まり
- デジタル化の加速
- 個人の自律性の重視
- 「自由」が求められている
金は「中央集権的」な資産です(中央銀行が大量保有)。 ビットコインは「分散的」な資産です(誰も支配できない)。
中央集権への不信が高まり、デジタル化が加速する時代には、 「物理的」よりも「デジタル」、 「中央集権」よりも「分散」が求められます。
だから、資金は金からビットコインへと流れる可能性が考えられるのです。
時代ごとの「価値の中心」の移動
これを整理すると、こうなります。
| 時代 | 求められたもの | 価値の中心 | 次に移動した先 |
|---|---|---|---|
| 1970年代 | 「守る」(インフレから) | 金 | 株式(成長) |
| 1980-2000年代 | 「増やす」(経済成長) | 株式 | IT株(技術革新) |
| 2000-2020年代 | 「効率」(情報化) | IT株 | ? |
| 2020年代〜 | 「自由」(分散化) | ? | ビットコイン? |
2020年代は「中央集権から分散」への移行期なのです。
第2章 3つのシナリオ
では、具体的に今後、金とビットコインの間で資金はどう動くのでしょうか。
3つのシナリオを考えてみましょう。
シナリオA:金がピークをつけ、資金がビットコインへ(本命)
Aシナリオの流れ
2024年〜2025年前半:金の最後の上昇
- 地政学リスク、インフレ懸念から金に資金が集中
- 中央銀行の金買いも継続
- 金は史上最高値を更新し続ける
2025年中頃:転換点
- 天王星が双子座へ(7月7日)→ デジタル革命の本格化
- 海王星が牡羊座へ(3月30日)→ 個の覚醒、集団心理からの脱却
- 市場の意識が「物理的な金」から「デジタルな価値」へシフト開始
2025年後半〜2026年:資金移動の開始
- 金からビットコインへの資金移動が顕在化
- ビットコインが上昇トレンドに入る
- 金は高値圏で揉み合いから下落へ
2027年〜:ビットコインの時代
- ビットコインが「デジタルゴールド」として確立
- 金は長期的な下落トレンドへ(1980年の再現)
Aシナリオの根拠
①惑星配置がすべて示している
冥王星水瓶座期(2024-2044年):
- デジタル化・分散化の時代
- 中央集権の崩壊
- 価値観の根本的な転換
天王星双子座入り(2025年7月):
- 情報・デジタル領域での革命
- 過去の天王星双子座期には必ず情報革命が起きた
- 今回は暗号資産・ブロックチェーンの革命
海王星牡羊座入り(2025年3月):
- 集団の幻想から個の直感へ
- 「みんなが金を買っているから安心」→「自分で判断する」
- 新しい理想の誕生
グレートコンジャンクション(2020年):
- 風の時代=情報・デジタルの時代
- 地の時代(物質)から風の時代(情報)へ
②1980年のパターンと一致
1980年:
- 金がピーク
- 冥王星が星座を変える直前
- 資金が次の主役(株式)へ移動
2024-2025年:
- 金が史上最高値更新
- 冥王星が星座を変えた直後
- 資金が次の主役(ビットコイン?)へ移動
歴史は繰り返すパターンを示しています。
③テクノロジーの成熟
- ブロックチェーン技術の成熟
- 機関投資家の参入(ビットコインETFの承認)
- 各国のデジタル通貨(CBDC)の検討
- ライトニングネットワークなどスケーラビリティの改善
技術的な基盤が整いつつあります。
④世代交代
- デジタルネイティブ世代の台頭
- 若い世代は金よりビットコインを信じる
- 価値観の世代交代が加速している
- 2030年代には、デジタル世代が投資の主役に
占星術的には、このシナリオが最も可能性が高いと考えています。
シナリオB:金とビットコインが共存(現実的)
Bシナリオの流れ
役割分担が起きる:
- 金:伝統的な保守層、高齢者、中央銀行の安全資産
- ビットコイン:デジタル世代、若年層、個人の自律資産
世代による選好の違い:
- 60代以上:金を信頼(物理的な実在性への安心感)
- 40〜50代:金とビットコイン両方を保有(分散投資)
- 20〜30代:ビットコインを信頼(デジタルネイティブ)
地域による違い:
- 先進国:ビットコインの普及が進む(インフラが整っている)
- 新興国・途上国:金の需要が残る(インフラの問題、政府の規制)
時間軸:
- 短期的(5-10年):共存
- 長期的(20-30年):徐々にビットコインへシフト
Bシナリオの根拠
①金の歴史的な信頼性
- 数千年の実績
- 国家レベルでの保有
- 物理的な「安心感」
- 簡単には消えない
②ビットコインの課題
- 規制リスク(各国政府の対応が不透明)
- ボラティリティ(価格変動)の高さ
- 技術的な理解の必要性(一般大衆には難しい)
- エネルギー消費の問題
③両立の可能性
- どちらか一方が完全に勝つ必要はない
- 異なる層が異なる資産を選ぶ
- 補完関係として成立
このシナリオも十分あり得ます。
ただし、注意すべきは: 1980年も「金が完全に消える」わけではありませんでした。
金は今も存在しています。 中央銀行も金を保有しています。
しかし、「主役」ではなくなったのです。
シナリオC:金が優位を保つ(逆行)
Cシナリオの流れ
ビットコインが普及しない:
- 各国政府が厳しい規制を導入
- 暗号資産への課税強化
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)が普及し、ビットコインの需要が減る
技術的な問題が解決しない:
- スケーラビリティ(処理速度)の限界
- エネルギー消費の批判が強まる
- 量子コンピュータによるセキュリティ懸念
金が「永遠の安全資産」として残る:
- 中央銀行が金の買い増しを継続
- 地政学リスクが常態化
- 物理的な資産への信頼が揺るがない
Cシナリオの根拠
①金の不変性
- 数千年変わらぬ価値
- 国家レベルでの信頼
- 物理的な実在性
②ビットコインのリスク
- 技術的な脆弱性の可能性
- 規制による制約
- 一般大衆の理解不足
Cシナリオは惑星配置と矛盾する?
惑星が示すのは:
- デジタル化(冥王星水瓶座)
- 分散化(グレートコンジャンクション・風の時代)
- 情報革命(天王星双子座)
- 個の覚醒(海王星牡羊座)
金が完全に優位を保つシナリオは、歴史の流れに逆行してしまいます。
技術の進歩を止めることはできません。 世代交代を止めることもできません。
短期的には規制や問題が起きるかもしれませんが、 長期的には、惑星が示す方向に流れは向かうのではないでしょうか。
3つのシナリオのまとめ
| シナリオ | 可能性 | 時間軸 | 惑星配置との整合性 |
|---|---|---|---|
| A:金→ビットコイン | 高い | 2025-2027年に転換開始 | 完全に一致 |
| B:共存 | 中程度 | 短期的には共存、長期的にはA | 部分的に一致 |
| C:金が優位 | 低い | – | 矛盾する |
第3章 「信頼の形」が変わる時代へ
ここで、もう一度本質に立ち返りましょう。
金とビットコインの競争は、単なる「資産の優劣」ではありません。 「信頼の形」をめぐる競争なのです。
価値=信じること
まず、大前提を確認しましょう。
価値とは、人々が「信じる」ことで成立します。
金に価値があるのは:
- 人々が「金は価値がある」と信じているから
- 数千年の歴史がその信念を支えている
ビットコインに価値があるのは:
- 人々が「ビットコインは価値がある」と信じているから
- ブロックチェーン技術とコミュニティがその信念を支えている
法定通貨に価値があるのは:
- 人々が「政府が保証している」と信じているから
- 国家権力がその信念を支えている
すべては「信じる」ことから始まります。
金:権威への信頼
金の価値を支えているのは、何でしょうか?
①歴史:
- 数千年にわたって価値を保ってきた
- 「過去の実績」が信頼の源泉
②希少性:
- 地球上に限りがある
- 「増やせない」ことが価値を支える
③権威の承認:
- 中央銀行が保有している
- 国家が認めている
- 「権威が認めている」ことが信頼を生む
金の信頼は、「権威」に基づいています。
国家が、中央銀行が、歴史が── 「権威」が金の価値を保証しているのです。
ビットコイン:技術への信頼
ビットコインの価値を支えているのは、何でしょうか?
①技術:
- ブロックチェーン技術
- 改ざん不可能な記録
- 「技術的に保証されている」ことが信頼の源泉
②希少性:
- プログラムで2,100万枚に制限
- 誰も変更できない
- 「アルゴリズムが保証している」ことが価値を支える
③コミュニティ:
- 世界中の開発者・ユーザー
- 特定の権力ではなく、分散したネットワーク
- 「みんなが支えている」ことが信頼を生む
ビットコインの信頼は、「技術」に基づいています。
国家ではなく、技術が。 権威ではなく、アルゴリズムが。 ビットコインの価値を保証しているのです。
信頼の対象が「国家」から「技術」へ移行する
ここに、時代の転換点があります。
かつて、人々は「国家」を信じました。
- 国家が発行する通貨を信じた
- 国家が管理する金を信じた
- 国家が保証する安全を信じた
しかし今、人々は何を信じているでしょうか?
- 国家を信じられなくなった(政府債務の膨張、中央銀行の無制限緩和)
- 代わりに「技術」を信じ始めた(Google、Apple、ブロックチェーン)
信頼の対象が、「権威」から「技術」へと移行しているのです。
冥王星水瓶座期=「信頼の革命」
冥王星水瓶座期は、この「信頼の革命」を象徴しています。
山羊座(古い信頼):
- 権威への信頼
- 国家への信頼
- ヒエラルキーへの信頼
- 中央集権への信頼
水瓶座(新しい信頼):
- 技術への信頼
- ネットワークへの信頼
- 平等性への信頼
- 分散への信頼
冥王星が山羊座から水瓶座に移るということは、 「信頼の形」そのものが変わるということです。
金は「権威への信頼」を体現しています。 ビットコインは「技術への信頼」を体現しています。
だからこそ、時代はビットコインを選ぼうとしているのかもしれません。
🪞第4章 まとめ──過去を守るか、未来を選ぶか
「あなたは、過去を守りますか?それとも未来を選びますか?」
最後に、一度考えてみてください。
あなたは、どちらを信じますか?
金を選ぶということは:
- 過去を信じる
- 権威を信じる
- 物理的な実在を信じる
- 伝統を守る
ビットコインを選ぶということは:
- 未来を信じる
- 技術を信じる
- デジタルな価値を信じる
- 革新を受け入れる
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
時代はつねに流れていて、星の配置は「未来」を指しているということを知ることが一番大事だと思います。
変化を「脅威」と見るか、「機会」と見るか
冥王星水瓶座期は、2044年まで続きます。 約20年かけて、ゆっくりと、しかし確実に価値観は変わっていきます。
この変化を「脅威」と見るか、「機会」と見るか。 それは、あなた次第です。
過去にしがみつくこともできます。 金を買い続け、「いつか金の時代が戻ってくる」と信じることもできます。
未来を受け入れることもできます。 ビットコインに可能性を見出し、「新しい時代」に備えることもできます。
あるいは、両方を持つこともできます。 金とビットコインを両方保有し、どちらの時代が来ても対応できるようにすることもできます。
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