「金運タイプを手相と四柱推命で知る──努力型・投資型・ラッキー型・相続型の真実」

目次

金運タイプってひとつじゃない

こんにちは、お柚子さんです。

前回の記事では「金運は一つではない」というテーマで、金運そのものを問い直しました。金運というと「お金が入る・入らない」だけで語られがちですが、実際には人それぞれ異なる“お金との縁の持ち方”があります。

今回のテーマは、さらに一歩踏み込んで「金運タイプ」を具体的に整理し、手相四柱推命の両方から読み解いていきます。手相は直感的に分かりやすく、四柱推命は命式という人生設計図から緻密に解析するもの。この二つを合わせることで、あなた自身の「金運の方向性」がクリアに見えてきます。

この記事を読むことで、次のようなことが分かります。

  • 自分がどの金運タイプに当てはまるのか
  • 手相に表れる金運のサイン
  • 四柱推命で財星を持つ人の特徴と投資スタイル
  • 手相と命式を組み合わせた時の相乗効果

まずは「金運タイプの基本分類」から見ていきましょう。


金運タイプの種類

金運は「強い/弱い」という単純なものではありません。大きく分けると、次の 4つの金運タイプ が存在します。

  1. 努力・仕事型
    コツコツ積み上げ、安定収入を得るタイプ。資格や専門職にも強い。
  2. 投資・ひらめき型
    感覚やチャンスを活かして増やすタイプ。株や仮想通貨など投機的な場でも成功しやすい。
  3. ラッキー・突発型
    思いがけない臨時収入や幸運を引き寄せるタイプ。ただし安定性には欠ける。
  4. 相続・支援型
    家族や親族からのサポート・財産継承などで金運が動くタイプ。

どのタイプが良い/悪いということはなく、人生のステージや選択によって表れ方が変化します。

では、手相ではこれらの金運タイプがどう表れるのでしょうか。


手相でわかる金運タイプ

努力・仕事型の金運タイプ

✔こんな手相が目印

・運命線(中指に向かう縦線)がしっかり出ている

・財運線(小指の下の縦線)が細くても安定して続いている

・線が全体的に整っていてブレが少ない

運命線がしっかり伸びている人は、このタイプです。地道な努力を続けるほど成果がついてくるため、正社員や専門職に向いています。
地道に仕事で成果が出せる人というイメージです。気持ちもしっかり仕事がしたいと思っている方に出る手相です。

財運線にも形や発生地点によっても意味は変わってきますが、少なくとも財運線があれば使うお金はあると判断できます。

副業や投資も「長期目線で積み上げる」ことで安定した収入につながります。投資では「積立NISA」や「インデックス投資」といった、着実な運用と相性が良いでしょう。
“焦らない資質”は、投資の世界で何よりの強みになります。

投資・ひらめき型の金運タイプ


✔こんな手相が目印:

・感情線が長めで、状況に流されにくい粘り強さがある

・水星丘(小指の下)がふっくらしていて張りがある

・太陽線・財運線が複数出ている(複数の収入源を表す)

・知能線がスッと直線的で、判断が早くブレない

ひらめきと判断力に優れ、流れを読むのが得意なタイプ。
自分の感覚を信じてリスクをとる一方で、「待てる強さ」もあるため、チャンスをつかむ場面に強いです。

手相には丘という考え方があります。小指の下は水星丘といってお金が豊かあであるかどうかを判断することができます。まずこの水星丘が豊かであることは金運をみる上で一番大切かもしれません。

ラッキー・突発型の金運タイプ

✔こんな手相が目印:

  • スター(星状の印)が財運線や太陽線の先にある
  • フィッシュ(魚のようなマーク)が手のひらのどこかにある

魚紋(フィッシュ)が手のひらにある人は幸運の持ち主。突然の臨時収入、宝くじ、棚ぼた的なご縁に恵まれることがあります。

フィッシュやスターは幸運に恵まれるそのタイミングに突然現れることがあります。

手相を習慣的によくみて、出てきたら楽しみにしていてくださいね。

ただしその幸運に頼り切るのは危険。幸運が訪れた時の活かし方がポイントになります。

相続・支援型の金運タイプ

✔こんな手相が目印:

  • 金星丘(親指のつけ根)を出発点にして運命線(中指に伸びる線)が伸びている
  • 財運線が枝分かれしていたり複数の線が集まるような形

生命線の内側に補助線が走っている人は、家族や親族のサポートを受けやすいタイプ。自分一人の力で稼ぐというより、周囲の支援や環境から金運が動きます。親との縁、家業、結婚によって金運が大きく変化することもあります。


四柱推命で読み解く金運

命式の出し方

まず、自分の命式を調べる必要があります。おすすめの無料サイトは「きつねの四柱推命」さん(きつねの四柱推命)です。

財星が示す金運タイプ

この表の中に、「正財」「偏財」「正官」「偏印」など、“十神(じっしん)”が表示されているのを確認してください。


🔹ステップ② 財星(ざいせい)を見る

金運を見る上で重要になるのは、主に「財星(ざいせい)」と呼ばれる星。

◆ 正財が多いタイプ

  • 状況・特徴:安定志向、ルールや枠の中で成果を出せる
  • 金運としての傾向:節約・貯金が得意、手堅いお金の管理
  • 向いているスタイル:長期積立、インデックス投資、保守型の資産形成

◆ 偏財が多いタイプ

  • 状況・特徴:決断が早く、スピード感ある勝負にも強い
  • 金運としての傾向:短期集中で収益を上げやすい傾向
  • 向いているスタイル:トレード、事業投資、副業など変化に強い運用

◆ 正財も偏財も少ない/ないタイプ

  • 状況・特徴:お金への執着が少ない、お金を手段として捉える傾向
  • 金運としての傾向:そもそも金運を「自分ごと」にしづらいことも
  • 大事な視点:まずは金運に意識を向けることから。自分に合った運用スタイルを知ることがカギ

👛財以外にも金運に関わる星はある?

実は「財運=財星」だけではありません。他にも関わってくる十神があります。

◆ 印綬/偏印(学び・情報の星)

  • 意味:知識、思考、精神性、学問への関心
  • 金運との関係:投資リテラシーが高まりやすく、「学んで増やす」ことが得意
  • 使いどころ:長期投資や情報分析、研究型スタイルに向く
    (ex. 投資本・経済ニュースが好き、勉強から行動に移せる)

◆ 正官/偏官(官星:仕事・社会性の星

  • 意味:責任感、社会性、ルールを守る力
  • 金運との関係:安定した仕事運、社会的信頼からくる収入安定
  • 使いどころ:会社員として地道に稼ぐ/役職・地位による収入UP

◆ 食神/傷官(表現・発信の星)

  • 意味:創造性、芸術性、個性の発信
  • 金運との関係:自分の個性やスキルで収入を得る「表現型の金運」
  • 使いどころ:SNS発信、副業、ライター、YouTubeなど収益化が可能な分野での活躍

こうした星の組み合わせによって、「どんな手段でお金を得やすいか」「自分に合った金運の伸ばし方」が見えてきます。

たとえば、偏財+偏印が強い人は、
「フットワーク軽く動きながら、自分の感覚や情報で投資判断を下せる人」。

逆に、正財+印綬が多い人は、
「慎重に学び、コツコツと積み上げていく投資スタイル」に向いています。


財星の出方による違い

財星がどの柱にあるかでも意味は異なります。

  • 年柱:親や家系の影響
  • 月柱:仕事や社会活動を通じて得る
  • 日柱:配偶者・パートナーを通じて得る
  • 時柱:子供や晩年に関わる財運

手相と四柱推命を組み合わせる

両方を照合することで、金運の方向性がより具体的に浮かび上がります。

  • 運命線が強い × 正財あり
     → 安定型。資格取得や長期投資で成果を出しやすい。
  • フィッシュあり × 偏財多い
     → 幸運を引き寄せるが、波も大きい。投資の当たり外れが激しい。
  • 財運線がくっきり × 食神強い
     → アイデアや副業で稼ぎながら投資にも適性。

このように「手相=外見に現れる傾向」「四柱推命=内面の設計図」を合わせることで、より現実的で実践的な“自分だけの金運プロフィール”が完成します。


まとめ

金運タイプは「強い・弱い」ではなく、「どの方向で現れるか」というものです。

  • 努力・仕事型
  • 投資・ひらめき型
  • ラッキー・突発型
  • 相続・支援型

自分がどの金運タイプに属しているかを知ることは、人生や投資のスタイルを決める上で大きな指針になります。

手相と四柱推命を組み合わせて理解することで、「運を活かす方法」が具体的になります。あなたもぜひ、自分の手のひらと命式を見比べて、金運の設計図を描いてみてください。

内部リンク:
👉 第21話:「金運ありますか?」という問いの前に──“お金の運”の正体を考える

外部リンク:
👉 けいすい命理研究所(命式作成)https://ksuimei.com/

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