投資と占い:金1️⃣金はバブルなのか?ー金価格の高騰の背景

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金米ドル価格(全期間)

こんにちは、お柚子さんです。
noteでも連載しております。まだnoteの方が記事数が多いので興味がある方はそちらもご覧ください。
投資と占い:金1️⃣金はバブルなのか?ー金価格の高騰の背景 53話|お柚子さん


今、金が注目されています。「金価格の急騰」はいつまで続くのか何話かに分けて丁寧に見ていきましょう。
まずは、金融市場の現状と歴史的背景、そして金融占星術の視点を交えて考えていきます。
今日は事実関係の整理から入ることにします — ここを押さえてから、その後の解釈→「バブル終盤か」「価値の主役交代か」か一緒に考えていきましょう。

目次

1章 金価格の急騰とその理由

いつ、どの程度の上昇があったか?

2024年10月頃高値を更新。
2025年前半にかけて、金(LBMAなどのベンチマーク)がこれまでの名目記録を更新する局面が続きました。
2024年末にかけての上昇に加え、2025年にかけて更に高値圏へと進んでいます。


何が「異常」なのか、何が「自然」なのか

短くまとめると、今回の金急騰は

👉 需給(中央銀行による大量の買い)

👉 センチメント(リスク回避・安全資産志向)

が同時に作用していることが特徴です。

単に「一時的な買い」ではなく、制度的(準備資産の組み替え)な動きが見られる点が、過去の上昇局面と比べて特徴的です。

ただし重要なのは「価格の急上昇=永続的な価値上昇」ではない、という点です。歴史を振り返ると、金が最高値を付けた直後に長期間の調整期が訪れることがあり、単なる「逃避先」から「ピーク後の売り場」に変わるケースもあります。過去の長期的な推移やインフレ調整後の比較も踏まえて冷静に見る必要があります。


2章 なぜ今、金が買われているのか — 背景要因をあらためて整理する

金価格上昇の背景についてあらためて詳しくみていきましょう。
諸説あると思いますが、私が思う金価格の上昇の理由です。

1) ドル信認への疑念と「脱ドル化」の動き

米ドルは戦後の基軸通貨としての地位を保っていますが、国家間の政治摩擦や米国債の大量発行・巨額債務が長期的な信用の懸念材料になる可能性があります。米ドルを持ちにくい環境化では、法定通貨の不確実性に備えるため(=米ドルの価値が下がる、米ドル安)に金が選好されやすくなります。
様々な選択肢の中で選べるものが金だったという視点です。

中国・ロシアなどがドル資産を縮小して金を増やす動きは、アメリカに首根っこをつかまれている状態をウクライナ戦争の時に経験したことが大きいと思います。
ロシアルーブルも中国元も残念ながら保有するリスクは無視できません。脱米ドルの行き先が金に向かうのは必然かもしれませんね。

2) 中央銀行の「金買い」

近年、中央銀行(特に新興国や-resource戦略を持つ国)が外貨準備の一部を金へシフトしています。これは単なる短期の投機ではなく、準備資産の構成比率の見直し(ドル依存のリスク分散)という制度的な動きです。中央銀行の継続的な買いは需給面で確実に底上げ効果を持ちます。

3) 米ドル・オイルダラーへの懸念と国際決済構造の変化
1970年代以降の「オイルダラー体制」は、米ドルをエネルギー取引の基軸に据えることで成り立ってきました。
しかし近年、中国・ロシア・サウジなどが非ドル建ての貿易決済を試みるなど、国際決済の構造変化が進行中です。

米国の巨額財政赤字と利払い負担の増加も、ドルへの信認を徐々に蝕んでいます。
こうした「通貨構造のひずみ」が、金買いの根底にあります。

4) 地政学・マクロ不安
中東・欧州の地政学不安や世界的な財政負担の拡大(債務規模の拡大)は、短期のリスクオフ(安全資産への逃避)を誘発します。米中摩擦が戦争まで発展する可能性は低いと思いますが、緊張感が高まっているのは間違いないと思います。
これが金の短期上昇を後押しします。ただし、地政学リスクが収まれば短期の資金は別の資産へ戻る可能性もあります。
あくまで避難先というイメージですね。


5) 実質金利の動き(=名目金利 − インフレ率)
金は利息を生まない資産ですから、実質金利が低下すると相対的に金の魅力が上がります。
一昔前、金は持っていても何の価値も生み出さない資産として見られていました。
「インフレ率が金利上昇を上回る=実質マイナス金利」の状況では、金が再評価されやすくなります。


6) 市場のテクニカル要因と需給ショック

金ETFのフロー、先物ポジションの偏り、輸出入国の需給変化なども短中期の価格振れの原因になります。これらは短期で顕在化することが多く、中央銀行買いや実需と組み合わさると大きなトレンドを作り得ます。


7) ビットコインなど「デジタルゴールド」より金「現物」を持つ選択

金は「物理的資産」であり、国家レベルでの保有・管理が可能なため、当面は各国の準備資産としての存在感が強いです。一方でビットコインは分散・デジタルであり、世代や制度信任の違いによって選好が分かれます。
今は「金」が優位に見える局面ですが、長期的な構図(デジタル化の進展・制度整備)が変われば資金移動の構図も変わります。


3章 まとめ

2024年以降、金の上昇は「地政学的不安」だけでなく、世界通貨体制の転換点を示唆しているように見えてくると思います
米ドルから金へのシフトは一時的ではなく、「国際通貨の多極化」という流れの中にあります。

一方で、金が「万能の避難先」ではないことも忘れてはいけません。
バブルのように過熱した時期には、冷静に「どこで潮目が変わるか」を見極める必要があります。


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