こんにちは、お柚子さんです。
先日、初めて有料記事をご購入いただきました。 金融占星術×仮想通貨というニッチなテーマに価値を感じてくださった方がいること、本当に励みになります。 改めて、心より感謝申し上げます。
さて、2024年11月、ビットコインを中心に仮想通貨市場が大きく揺れています。 10月の高値から約15-20%の下落を記録し、「調整なのか、それとも崩壊の始まりなのか」──SNS上では悲観論が増え、私のもとにも同様の質問がいくつも届いています。
率直に言えば、私は「健全な調整の範囲」と見ています。 ただし、この見極めには感情ではなく「波の構造」を冷静に読み解く必要があります。
今回は、相場・心理・そして占星術の三つの視点から、今の下落が意味するものを整理してみましょう。
1️⃣ 今、相場で何が起きているのか
市場で語られている下落の理由
現在の下落について、市場では以下のような理由が挙げられています:
①トランプ当選後の期待の調整
2024年11月の米大統領選でトランプ氏が当選し、仮想通貨市場は「規制緩和」への期待から急騰しました。 しかし、実際の政策実施には時間がかかるという現実が見えてきて、短期的な利確売りが出ています。
②テクニカル的な過熱感
ビットコインのRSI(相対力指数)は10月後半に70を超え、「買われすぎ」の領域に入っていました。 この過熱感の調整として、テクニカルトレーダーが一斉に利確に動いたと見られます。
③マクロ経済の不透明感
FRB(米連邦準備制度)の金利政策、雇用統計の変動、債券市場の動き──これらのマクロ要因が、リスク資産全体に売り圧力をかけています。
④機関投資家の四半期末リバランス
10-11月は機関投資家の決算期にあたり、ポートフォリオのリバランスで利確が出やすい時期です。
しかし、これは「自然な呼吸」
相場を長く見てきた方なら分かると思います。 強気相場は、一方向に上昇し続けることは決してありません。 むしろ、20〜30%ほどの下落を伴って”健全な休息”を挟みながら、ゆっくりと階段を上がるのが常です。
2017年の強気相場でも、3回の急落(各30-40%)を経て最終的な高値をつけました。 2021年も同様で、60,000ドルに至るまでに数度の大幅調整がありました。
いま起きている15-20%の下落は、その歴史的なリズムの中で見ても、まだ「呼吸」の範囲内と言えるのです。
2️⃣ “健全な調整”と”下落トレンド”を見極める方法
では、どこで「調整」と「崩壊」の線引きをするのか。 これは感覚ではなく、波の”対称性”と”出来高”の変化で見極めるのが有効です。
①波の対称性を見る
過去の上昇波に対して、フィボナッチ比率で0.382〜0.5の押しで止まる場合、それは「健全な調整」であることが多いです。
現時点での下落率(15-20%)は、フィボナッチ0.382レベルにあたります。 つまり、典型的な上昇トレンドの中の休憩です。
もし本当の崩壊なら:
- 40-50%以上の下落(0.618超え)
- 主要サポートラインの連続的な崩壊
- 回復の兆しがない継続的な下げ
現状はそこまで行っていません。
②出来高の推移を見る
崩壊的な下落では、出来高が増えながら価格が下がるのが特徴です(パニック売り)。
一方、今回のように出来高が細りながらの下落は、むしろ「利確売り」による自然な調整のサインです。
もし本当の崩壊なら:
- 史上最高レベルの出来高
- 連日の大量取引
- 市場参加者の総退場
現状は静かな調整に見えます。
③移動平均線の傾き
長期線(週足の50MAや200MAなど)が上向きを保ち、価格がその範囲に留まっている限り、上昇の”骨格”は壊れていません。
現在のビットコインは、週足の主要移動平均線の上に位置しています。 つまり、下落を恐れるよりも「押し目を拾う準備」を整える局面なのです。
3️⃣ 金(ゴールド)への資金流入が意味すること
もう一つ、見逃せない現象があります。 ビットコインが下落する中、金(ゴールド)が史上最高値を更新し続けているのです。
金とビットコインの”綱引き”
従来、金とビットコインは「価値の保存先」として競合関係にありました。 しかし同時に、両者とも「法定通貨への不信」という共通の背景を持っています。
今起きているのは、この2つの資産間での一時的な資金の移動です。
金が買われる理由:
- 地政学リスクの高まり(中東・ウクライナ)
- インフレ懸念の再燃
- 中央銀行の金買い継続
- 伝統的な「安全資産」としての信頼
ビットコインが売られる理由:
- 規制期待の現実化の遅れ
- テクニカル的な過熱感
- 短期的なリスクオフ
これは金バブルの終盤か?
金の上昇が「バブル的」かどうかは議論がありますが、一つ言えることは: 歴史的に、金が最高値を更新する時期は、次の”価値の主役”が台頭する前兆だということです。
1970年代後半、金は史上最高値をつけました。 その後、1980年代〜2000年代は「株式の時代」へ。
2020年代、金が再び最高値を更新する今、 次の主役は「デジタル化された価値の保存」、つまりビットコインへと移行しつつあるのかもしれません。
4️⃣ バブルの循環は”金”から”ビットコイン”へ
もう少し長期の目線で見てみましょう。 歴史的に見ると、バブルは「価値の保存先」が移動するプロセスで起こります。
価値の主役の変遷
1970年代〜1980年代:金(ゴールド)
- ニクソンショック(金本位制の終焉)
- インフレヘッジとしての金
- 1980年に史上最高値
2000年代:株式と不動産
- IT革命
- 金融緩和
- 2008年リーマンショックで終焉
2020年代:ビットコイン
- 中央銀行の無制限緩和
- デジタル化の加速
- 「価値の保存」のデジタル化
今は過渡期
これは単なる投資対象の交代ではなく、”信頼の形”の変化です。
金が「国家の信用崩壊への備え」だったように、 ビットコインは「通貨制度への疑念」と「自由への希求」が背景にあります。
マクロ的にも、FRBのバランスシート拡大・国家債務の膨張は止まりません。 この構造が続く限り、人々の意識は”目に見えない価値”へと流れ続けるでしょう。
つまり、金からビットコインへと移る「価値のバブル循環」が静かに進行しているのです。
今の金の上昇とビットコインの調整は、 このバトンタッチの過渡期と見ることもできます。
5️⃣ 不安とどう向き合うか ― 心理的側面
相場の不安定期には、価格の下落以上に”心の動揺”が大きくなります。 含み益が減ると、理性よりも「恐れ」が先に反応します。
この時期に重要なのは、”情報よりも自分の軸”を確認することです。
自分に問いかける
- 自分はどのサイクルを見て投資しているのか
- どの水準を割ったら戦略を見直すのか
- いまの不安は”価格“なのか、”想定外の展開“なのか
これを整理できれば、相場の波に飲まれずに済みます。
むしろ「下落は一部のポジション調整のチャンス」と捉えられるようになります。 上昇トレンドの”途中の下落”は、長期投資家にとって最も価値のある時間です。
6️⃣ 金融占星術が示す”再浮上のリズム”
星の配置にも、興味深い示唆が見られます。
現在の天体配置
今のビットコインのチャートを金融占星術的に読むと、火星と土星が緊張を作り出している時期にあたります。
この配置は「忍耐・制御・停滞」を象徴し、価格変動の”圧力”として表れます。
しかし、再浮上のサインも
同時に、木星が拡張のサインに位置しており、 「一度止まってから再加速する」パターンを示しています。
これは過去の上昇局面でも繰り返されてきたリズムです。
特に2025年春〜夏にかけて、木星が火のエレメントに移行し、 「勢いと熱」を取り戻すサイクルに入ります。
つまり、今の停滞は”次の波への溜め”として読めるわけです。
7️⃣ まとめ:波を受け止める力を養う
今の下落は「呼吸」
ビットコインの下落は、いまのところ”崩壊”ではなく”呼吸”です。
その根拠:
- 下落率15-20%(フィボナッチ0.382レベル)
- 出来高は細っている(パニックではない)
- 移動平均線は上向き維持
- 本物の崩壊なら40-50%は落ちるはず
波はどこまでも上昇し続けることはありません。 大切なのは、その波の”性質”を理解し、恐れではなくリズムで判断すること。
金からビットコインへのバトンリレー
そしてもう一つ、覚えておきたい視点があります。
金融市場の大きなうねりは、常に「価値の中心」が移動することで生まれます。
いま世界が見ているのは、”金からビットコインへ”という価値観のバトンリレー。
その流れの中で起きる下落は、むしろ「新しい主役が本物であるか」を試す試金石にすぎません。
やるべきこと
だからこそ、この局面でやるべきは「恐れを減らすこと」ではなく、 「信念を磨くこと」なのだと思います。
- 自分の投資軸を確認する
- 相場の”波の性質”を理解する
- 長期的な価値の移行を見据える
この3つができれば、今の下落は「試練」ではなく「機会」に変わります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が、相場の波を冷静に見る助けになれば幸いです。
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